美味しいく淹れるドリップコーヒー-4:6メソッド(R)-
2025年3月1日
4:6メソッド(R)とは
ここでは、世界的バリスタ粕谷哲氏(2016年World Brewers Cup Champion)の提唱する4:6メソッド(R)での淹れ方について説明します。粉の挽き目は粗挽きの粉を用います。
用意するもの(2人前)
・コーヒー豆粗挽き20g
・お湯 300ml 浅煎93℃、中煎88℃、深煎83℃
・2人用または2~4人用ドリッパー(例:HARIO V60 01または02)
・2人用または2~4人用ドリップフィルター(例:V60用ペーパーフィルター01または02)
・300ml以上のコーヒーサーバー(例:HARIO V60 グラスサーバー600クリア)
あると便利なもの
・ドリップケトル(例:HARIO V60 温度調整付きパワーケトル・ヴォーノN)
・タイマー付きスケール(例:HARIO V60ドリップスケール)
淹れ方の手順
- フィルターをドリッパーに密着するようセットしお湯をかけて濡らします。
- 粉をフィルターにセットし優しくゆすり平坦にならします。
(スケール スタート)
- 0:00 一投目60グラムのお湯をゆっくりと少しずつ粉全体に満遍なくかけ、蒸らします。
- 0:45 二投目60グラムのお湯を満遍なく注ぎます(4:6メソッドでは粉の端まで注ぐ)。
――――――――――ここまで前半4 ここから後半6――――――――――――
- 1:30 三投目60グラムのお湯を少し勢いよく注ぎ、注ぐ勢いで粉を撹拌します。
- 2:10 四投目60グラムのお湯を注ぎます。(浅煎ではお湯全体に強く撹拌、深煎では中央部に優しく)
- 2:40 五投目60グラムのお湯を注ぎます。(中央部に)
- 3:30 ドリッパーを外し抽出完了します。
- サーバーを回し抽出したコーヒーを撹拌します。
- カップを温め、コーヒーを注ぎ完成です。
※抽出後半(四投目、五投目)では、湯温を60℃~75℃程度まで下げると嫌な苦みやエグミが出にくくなります。
※4:6メソッド(R)は、株式会社コーヒーのあるところ 様の登録商標です。本コラムでは、「誰でも簡単! 世界一の4:6メソッドでハマる 美味しいコーヒー 」(粕谷哲著)を参考に記述させていただいております。
フィロコフィアの4:6メソッドのページ https://philocoffea.com/?mode=f3
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